起立性調節障害で不登校だった私が会社員になれた話|元当事者の私が伝えたい「その後の人生」
こんにちは、フルリモート会社員のにゃあこです!
つい最近、少し体調を崩して会社をお休みしたときにふと思い出したのですが、そういえば私、昔から体が弱くて病気がちだったな……と。
今でこそ当たり前のように会社員として毎日働いていますが、中学生のときに起立性調節障害と診断され、朝どうしても起き上がれなくなって学校へ通えなくなった時期がありました。
当時は朝の体調不良だけでなく、満員電車に乗ると立ちくらみで倒れそうになったり、学校に遅刻や欠席の相談をしてもなかなか理解してもらえなかったりと、心身ともに本当につらかったです。
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私は中高一貫校に通っていたため、本来ならそのままエスカレーター式で高校へ進学できるはずでした。
けれど、当時の体調では毎日の通学は難しいと判断し、思い切って高校へは進学せず、別の道を歩むことに決めました。
高校には行かず、フリースクールと高卒認定を経て大学へ
親は通信制や定時制の高校を勧めてくれたのですが、自分のペースを大切にしたかった私はフリースクールに通うことを選びました。
そこで勉強を続けながら高卒認定試験(旧大検)に合格し、その後は大学、そして大学院へと進学しました。
アルバイトをしたり、ふらっと一人旅に出てみたりと、高校に行かなかった分、10代後半はかなり自由に自分の時間を使っていたと思います。
周りとは少し違うレールを歩むことになりましたが、今となってはかけがえのない大切な経験です。
起立性調節障害は、大人になってから治った?
進学や引っ越しを重ねるうちに病院へ通うことも自然となくなり、年齢とともに体調は少しずつ安定していきました。
自分の中ではほぼ寛解したと思っていますが、それでも朝の弱さは人一倍残っています。
完全にゼロにはならない体調の波とどう付き合うかを考え、大人になってからは漢方を取り入れてみたりもしました。

そのため、進学先や就職先を選ぶときは、昔から一貫して「朝が苦手でも無理なく続けられる環境かどうか」を最優先にしていました。
例えば大学時代は、朝一限の講義に遅刻しないよう、大学のすぐ目の前にあるマンションを借りて通学していました。満員電車に乗らずに歩いて数分で教室に行けたのは、本当に助かりました。
そして社会人になってからも、
・通勤時間が短いこと
・在宅勤務(テレワーク)ができること
・フレックスタイム制があること
を絶対条件にして仕事を探しました。
その結果、現在の会社では完全フルリモートで勤務できており、通勤時間はなんとゼロ分です!
朝がつらい起立性調節障害の人に向いている仕事や、逆に避けたほうがいい職種についてはこちらの記事で詳しくまとめています。

また、持病や体調に不安がある中で在宅勤務の求人を探したときのコツや、転職エージェントの活用法はこちらに書いています。

工夫次第で、将来の選択肢はいくらでも広がる
朝起きられずに学校へ行けない我が子の姿を見て、「このままで将来は大丈夫なのかな」「大人になってちゃんと働けるのだろうか」と不安でいっぱいになっている親御さんも多いと思います。
当時を振り返ると、私の両親もきっと同じように悩み、心配してくれていたのだと思います。
けれど、どうか焦らないでください。
今は昔に比べて起立性調節障害への社会的な理解も広まり、学校や医療機関のサポート体制も整ってきています。
まずは病院で相談し、朝の登校時間を遅らせてもらうなど、できる範囲から少しずつ調整していけば大丈夫です。
そして大人になるにつれて体のバランスが整い、症状が落ち着いてくるケースもたくさんあります。
何より最近は、在宅ワークやフレックスタイム制など、時間に縛られない柔軟な働き方ができる時代になりました。
朝決まった時間に満員電車に乗れなくても、自分に合った環境さえ選べば、社会に出てやりがいを持って働くことは十分に可能です。
人と違うペースでも、遠回りをしても、なんとかなります。
焦らず、ゆっくり体調を整えながら、自分に合った生き方を見つけていってくださいね。

